ブガッティ型ハンドバッグの魅力|エレガンスと機能性を両立する名品

バッグの形にはさまざまな種類がありますが、その中でも「ブガッティ型ハンドバッグ」は長年にわたり多くの女性に愛されてきた名作フォルムです。
丸みを帯びた優雅なフォルムと実用性を兼ね備え、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンにマッチする万能なアイテム。

ブガッティ型バッグの特徴、代表ブランド、選び方やコーディネートのコツなど紹介します。

ブガッティ型ってどんなバッグ?

「ブガッティ型」とは、なだらかな丸みを帯びたトップラインと安定感のある底マチが特徴のハンドバッグ。
上部にはジッパー付きの開閉口があり、ハンドルが短めのデザインが基本です。
その形状が高級車ブガッティの車体に似ていることから、その名で呼ばれるようになりました。

このラウンドフォルムが、どこかクラシックで気品のある印象を与え、大人の女性のスタイルにぴったりハマるのです。

歴史あるデザインと代表ブランド

ブガッティ型バッグの代表格といえば、エルメスの「ボリード(Bolide)」です。
1923年に登場したこのバッグは、世界初のファスナー付きバッグとも言われており、当時の女性のバッグの常識を覆しました。
現在でもボリードは「一生もののバッグ」として高い人気を誇っています。

また、コーチやフェラガモ、フルラといったブランドでも、現代風にアレンジされたブガッティ型バッグが登場しています。
シンプルながらも構築的な美しさを持ち、多くのブランドが定番アイテムとして展開していることからも、その汎用性の高さが伺えます。

どんなシーンでも頼れる万能性

ブガッティ型バッグの魅力は、見た目の上品さに加えて、その実用性にもあります。
底マチが広めにとられているため、財布・ポーチ・スマホ・手帳などの必需品がしっかり収まります。
開口部が大きく開くため中身が見やすく、取り出しやすいのもポイント。

通勤スタイルに合わせれば、かっちりとした知的な印象を与えますし、休日のカジュアルなコーデにも程よく女性らしさをプラスしてくれます。
カラーや素材によって印象が変わるので、季節やシーンに応じて使い分けるのも楽しいですよ。

素材やサイズの選び方

選ぶ際には、自分のライフスタイルや持ち物の量に合ったサイズ感を意識しましょう。
小ぶりのミニサイズはトレンド感があり、ドレスアップした装いにも映えます。
一方で、ミディアム〜ラージサイズは通勤や日常使いに最適です。

素材に関しては、レザーは高級感があり耐久性も抜群ですが、重さが気になる場合は合皮やナイロン製も視野に入れましょう。
最近では軽量かつ撥水性の高い素材を使ったブガッティ型も増えており、実用性がさらに向上しています。

人気ブランドのおすすめモデル

エルメス・ボリード
 高級感と伝統を併せ持つ、ラグジュアリーバッグの代表格。価格は高めですが、資産価値もあり、長く使えます。

フルラ・アルバシリーズ
 柔らかなレザーとモダンな曲線が特徴。比較的手頃な価格帯で、初めてのブガッティ型にもおすすめ。

コーチ・チャーリーシリーズ
 都会的な印象を持ちつつ、実用性にも優れたデザイン。A4対応モデルもあり、通勤バッグとしても優秀。

国内ブランドやセレクトショップ品
 アニエスベーやサマンサタバサなどからも、トレンドを意識した可愛らしいデザインが多く登場しています。

まとめ:シンプルだけど、奥深いブガッティ型の魅力

ブガッティ型ハンドバッグは、そのエレガントなシルエットと実用性の高さから、多くの女性に選ばれている定番アイテムです。
クラシックな印象ながら、カラーや素材によってモダンにもカジュアルにも変化するので、1つ持っているだけで幅広いシーンに活用できます。

「自分に合ったバッグを探している」「大人っぽい印象を与えたい」「オンオフ兼用で使いたい」――そんな方にこそ、ブガッティ型バッグはぴったり。
ぜひあなたのワードローブにも、この上品なラウンドバッグを加えてみてください。